2023年8月3日、おかげさまで開業7周年を迎えることができました。
文章を「仕事として」書かせていただくようになり10数年、フリーライターとして開業して7年。
今思うことは、出会い、出合いへの感謝です。
ライターという職業を通して出会う方々、モノやコト、場所。そして、感情や表現…。そのどれもが、仕事という域を越えて学びを与えてくれています。そして、どのようなご時世であっても「フリーランスという働き方」を持続できていることにも本当に感謝の気持ちでいっぱいです。
何を観ても、何を体験しても、何を読んでも、「これは、いつか記事に、文章に役立つかもしれない」自然と、そのような視点で物事に触れるようになりました。
そうすると、日常の何気ないことも、時に面白みのないものも、ポジティブなことも少しネガティブなことも全てを自身の糧として捉えることができる。それこそが、この仕事の醍醐味かなと最近とても思います。
文章を書くことって面白い。
文章を書くことで、自分の表現したいことが残っていく。
文章を書くことで、未来が広がる。
書けば書くほど学びがあり、奥深く、何よりも楽しいと思える。
そんな風に開業7年目の今、思えていることがとても有難いです。
ネットで世界中と気軽に繋がることができるようになり、誰もが「言葉」を気軽に発信できる世の中になりました。ですが、その「言葉」は使い方を誤ると時に人を傷つけ、追い込んでしまうものであること、現代のコミュニケーションにおいて大きな課題になっているのは事実です。
ですが、一方で言葉は人を励ましたり癒したり、前に進む勇気を与えてくれるもの。
自分の感情にぴったりと合う言葉を諦めずに探求し続け、そこに必ず「思いやり」のフィルターをかけて適切に使う。そうすることで、伝えたいこと、大切なことを人へ的確に届けることができることも実感しています。
私は、「言葉の世界」「文章の世界」に日々向き合いながら、そのなかで出会うさまざまな感情や知識を的確に表現するため、絶えず「言葉」を探求し続けています。
難解な言葉を伝わりやすい言葉に、何と表現すればよいのか悩むものやことを「言葉にする」
その絞り出すような作業を積み重ね、感情を動かしていくことで、Naomi.Springのテーマでもある「読みやすく、心に届く文章を」に1歩また1歩と近づくことができる。そう信じています。
これからも、生み出した文章によってほんの少しでも誰かの心を温められたら…
ほっとするひとときを感じてもらえたら…
お困りごとを解決することができたら…
そして、表現したいことを言葉にすることが難しい方の「代弁者」としてお手伝いができたら…
そんな想いをこめて、これからも感性や技術を磨き、そして「人を想う心」を大切に励んでまいりたいと思います。
皆さま、いつも本当に有難うございます。
今後とも、Naomi.Springをどうぞよろしくお願いいたします。
Naomi.Spring代表 伊野奈緒美